香典返しのお礼状の例文と書き方
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香典返しのお礼状の例文と書き方
香典返しは、本来、四十九日の忌明けに渡すのが正式な作法でしたが、現在では通夜や告別式の場で手渡す「当日返し」がむしろ主流になっています。ここでは、当日返しに添えるお礼状(会葬御礼とは別に作成)と四十九日の忌明けの香典返しに添えるお礼状の参考例を紹介します。
なお、香典と香典返しの習慣は地域によって異なり、宗派によって用語も異なります。香典返しを用意するときは葬儀店に相談し、お礼状の作成も委託した方が良いでしょう。
また、香典返しのお礼状は通常印刷されたものを使用しますが、毛筆で書かれた時代のスタイルを踏襲して縦書き、句読点・段落なしという形が主流になっています。
【当日返しお礼状・縦書き例文】
本日はお心のこもったお悔やみの言葉をはじめ過分なお心配りをいただきまして本当にありがとうございました
つきましては誠にささやかではございますがご香典返しと致しまして心ばかりの品をご用意させていただきました
何卒ご受納くださいますようお願い申し上げます
本来ならばご挨拶かたがた持参すべきではございますが略儀ながら書面にて御礼申し上げます(※以上、適宜に改行)
喪主
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