就職祝いのお礼状 書き方と例文




就職祝いのお礼状の書き方

大学専門学校の卒業式を終えて、目上の親戚や知人から就職祝いの品を贈られたときに書くお礼状について説明します。

正式な入社日を迎えていなくても、すでに社会人も同然です。その自覚を持って、自分自身でお礼状を出すのが礼儀です。お礼状の文体も、子供のころの言葉遣いはやめて正しい敬語を使い、頭語と結語、時候の挨拶や安否伺いなど、手紙を書くときの基本的なルールマナーに則ったものにしましょう。本文の内容は、贈り物への感謝の言葉だけでなく、これからの抱負など前向きな感想も書き添えておくと安心してもらえます。結びの挨拶では、今後もご指導をこいねがう気持ちや相手の健康を祈る言葉で結んでください。


就職祝いのお礼状例文 †  祖父母宛・縦書きの場合

拝啓 桜の開花が待ち遠しい今日この頃、おじい様、おばあ様にはご壮健のご様子にて心からお慶び申し上げます。
  この度は、私の就職に当たり、温かい励ましのお手紙と素晴らしいお祝いの品をいただき、本当にありがとうございます。
  会社員にふさわしい腕時計がほしいと思っていましたので、その願いを叶えていただき、とても感激いたしました。お二方のお心のこもった腕時計ですから、末永く大切に使わせていただきます。
  なお、四月一日が入社式ですので、良い写真が撮れましたら改めてお送りいたします。入社式の直後から新入社員研修が始まりますが、お手紙にあるご教訓を心に刻んでがんばる所存です。これからも何かとご教示のほど、よろしくお願いいたします。
  末筆ながら、おじい様、おばあ様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

敬具 


   平成二十九年三月二十五日

二宮みどり 


吉岡のおじい様 おばあ様

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