進学祝いのお礼状 書き方と例文




大学進学祝いのお礼状の書き方

大学進学が決まって、目上の親戚や知人から進学祝いを贈られたときに書くお礼状について説明します。

大学では、学生一人ひとりが独立した人格として尊重され、法律上の未成年であっても大人として待遇されます。履修科目の選択も授業への出席も学生の自由意志に任され、大学から強制されることはありません。一方、学業を怠ることによる成績不振も自己責任であり、中学・高校のように補習授業やレポート提出のチャンスが与えられて単位が認められることは、大学では基本的にあり得ません。大学生は、社会人と同等の扱いを受け、それ相応の社会的責任を求められる存在です。

大学進学が決まったときから大学生としての自覚をもち、進学祝いのお礼状も両親に任せず、自分で書くようにしましょう。お礼状の文体は、正しい敬語を使い、頭語と結語、時候の挨拶や安否伺いなど、手紙を書くときの基本的なルールマナーに則ったものにしましょう。本文の内容は、贈り物への感謝の言葉だけでなく、これからの抱負など前向きな感想も書き添え、結びの挨拶では、今後のご指導・ご支援を願う気持ちや相手の健康を祈る言葉で結ぶのが良いでしょう。


進学祝いのお礼状例文 †  横書き・贈り物が品物の場合

拝啓 三寒四温の今日この頃、おじい様、おばあ様にはご機嫌麗しくお慶び申し上げます。
  この度は、私の進学のことで随分とご心配をお掛けしましたが、第一志望への合格が決まってとても喜んで頂き、本当にありがとうございました。また、お祝いの贈り物のことで我がままをお聞き入れくださり、心より感謝致しております。
  本日、その MacBook がわが家に届きました。思っていた通りの可愛いノートブックで、しかも想像以上のスグレモノなので大満足です。おじい様とおばあ様のお心のこもったプレゼントですから、大切に使わせて頂きます。
  今は、4月5日の入学式が楽しみでなりません。これから有意義な4年間を送り、将来進むべき道をしっかり切り拓いて行きたいと願っております。今後ともご指導とご援助のほど、よろしくお願い申し上げます。
  末筆になりますが、寒暖の差が激しき折、どうぞご自愛くださいませ。

敬具 


   平成29年3月12日

江原雅子 


福岡のおじい様 おばあ様

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